アレクサンダーテクニーク

シンプルな考え方を身につけるために大切なこと


こんにちは、川浪です。

レッスン受講中の生徒さんより、報告メールをいただきました。

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先日のレッスン以降の、ちょっとした報告なんですが、まず『ここからここまでが弾きにくい』とご相談した部分が、レッスン後、かなり弾きやすくなりました!

一か所どうにも指が届かない…のにレガートで音を繋がなければならないところがあったんですが、指使いを変えたら、うまくいきそうです。

うまくいかない→それなら指使いを変えてみる

という、当たり前なことも、一人で練習していると、なかなかその発想に至りません。

それでも以前に比べると、

うまくいかない→その理由に気づく→別な方法を使ってみる

というプロセスが、少しずつ身についてきている気がします。

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レッスン後、弾きやすくなったとのこと、とてもうれしく思います。

この方に限らず、それまで上手く弾けなかったフレーズが、レッスン後には弾けるようになった、という報告をたくさんの方からいただいています。

これだけ聞くと、まるで魔法のようなテクニックがあるように思うかもしれませんが、そういうわけではありません。

レッスンでは、本当に当たり前の話をしています。

「身体の構造は、こうなってますよ」
「いまあなたの身体は、こうなってますね」
「そのように演奏したいなら、こうやってみたらどうですか」

ちなみに、ブログでも動画でも、ほとんど出し惜しみなく、レッスンの内容を発信しています。

しかし、知っていることと、それが出来ることは全く違います。

報告メールにもあった通り、当たり前のことでも、一人で練習していれば、なかなか気づけないのです。

僕のレッスンで重視していることは、思い通りの演奏をするために、必要な身体の使い方を、実際に体験していただくこと。

そして、それを導くためのプロセスを身につけていただくことです。

そのプロセスは、いつも説明している通り、とてもシンプルです。

目的に対して、不必要なことはやめて、必要なことを行う、だけです。

しかし、シンプルだからといって、簡単というわけではありません。

むしろ、シンプルだからこそ、簡単には理解できないのです。

シンプルなことを理解するためには、それを、繰り返しいろんな場面に当てはめてみることが必要です。

つまり、レッスンでお伝えしている考え方を、いろんなフレーズや動きに、実際に試してみるということです。

初めのうちは、なかなか上手くいかないかもしれません。

しかし、続けているうちに、だんだんと、演奏が上手くいったり、いかなかったり、というムラがなくなって、パフォーマンスが安定してきたり、苦手なフレーズに出会ったときや、身体に痛みなどの不調が起きたときも、どのように対処すればよいのか、わかってきます。

僕がレッスンでお伝えしている内容は、何年も前からほとんど変わっていません。(もちろん、よりわかりやすい伝え方は、常に模索していますが)

それにも関わらず、自分自身の身体をどれだけ意識的にコントロールできるかや、身体に対する理解は、年々深まっています。

つまり、僕のレッスンでお伝えしている内容は、その場しのぎのテクニックや裏技ではなく、本質的な原理原則だと思っています。

演奏を改善したいという方は、ぜひ原理原則に基づいたプロセスを、繰り返し、試してみてください。

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