講師プロフィール

講師:川浪裕史
講師:川浪裕史(かわなみゆうじ)

こんにちは、川浪です。

私は、高校時代に吹奏楽でパーカッションを担当、大学ではジャズ研究会に所属しドラムの演奏活動を行っていました。

長年演奏を続けていると、ある時期から、練習すればするほど肩や腰に痛みを感じ、練習効果も大して感じられないことが続きました。

自分なりにストレッチをしてみたり、整体やマッサージに通ったりしても、一時的な効果しか感じられず、半ば諦めかけていた頃に、アレクサンダーテクニークの存在を知りました。

当時、住んでいた神戸で先生を見つけて、初めてレッスンを受けた時に、おどろくような体験をしました。

私は身長が高く(190センチ)そのせいもあって姿勢がとても悪く、首を傾けるだけで痛みを感じていたのですが、まるで油をさしたように首が自由に動くようになったのです。

もちろん、その場でレッスンを継続することに決めました。しばらくレッスンを受けていると、姿勢や痛みがどんどん改善していくのがはっきり分かりました。

それだけでなく、演奏面でも、それまで演奏することの出来なかったフレーズや、複雑な演奏が楽にできるようになったり、音色がよくなった、演奏が合わせやすくなった、というフィードバックを受けることが多くなってきました。

これはドラムやパーカッションだけでなく、全ての音楽家の役に立つという確信を得て、アレクサンダーテクニーク講師になることを決意しました。

その後、4年間1600時間のアレクサンダーテクニーク講師養成過程を修了し、2011年よりレッスンを開始、のべ1,000人以上の方にレッスンを行ってきました。

プロで演奏活動をされている方から、楽器を始めたばかりの方まで、ありとあらゆる音楽家にレッスンをしてきた中ではっきりしてきたことは、演奏する楽器や演奏レベルに違いはあれど、音楽家は共通した悩みを持っているということです。

「思ったように演奏できない」「本番になると緊張して上手くいかない」「どうしても余計な力が入ってしまう」「身体に痛みをおぼえる」などなど。

そして、これらの悩みのほとんどが、私のレッスンでお伝えしている身体の使い方を学ぶことで、大きく改善できるということもはっきりしてきました。

逆に言えば、身体の使い方について、しっかりと学んだことがある人も、それについて正しく教えてくれる人も、世の中にほとんどいないということです。

私は、このレッスンを通して、日本の、ひいては世界の音楽家の悩みを解消し、さらなる音楽性の向上に貢献することが自分自身の使命だと確信しています。

今後はより質の高いレッスンを提供するために、身体の使い方にとどまらず、音楽そのものに対する理解、演奏技術に対する理解を深めるために、2017年現在、長年取り組んでいるドラム、パーカッションに加えて、ピアノ、ギター、ボーカル、サックス、ヴァイオリンのレッスンに通っています。

略歴

  • 日本アレクサンダーテクニーク協会所属講師
  • 神戸大学経営学部卒業後、神戸市役所職員を経て、独立。
  • ドラムをカワセドラムスクール、菅沼孝三氏、大坂昌彦氏に師事。
  • ギターを野村大輔氏に師事。
  • ピアノを元呑千香子氏に師事。
  • ボーカルを藤本涼子氏にに師事。
  • サックスを加渡克紘氏に師事。
  • ヴァイオリンを藤生聖子氏に師事。

セミナー実績

  • 一般社団法人日本弦楽器演奏家協会 契約トレーナー
  • 有限会社アレクサンダーテクニークアソシエイツ
  • 株式会社ウエスポーランド
  • サムシンジャズクラブ
  • JiLL music school
  • ITCスタジオ
  • Limic sound create

他、吹奏楽団での指導等

メディア実績

  • 朝日新聞運営の「マイベストプロ東京」で身体の使い方の専門家として紹介
  • 日本初の音楽理論専門WEBマガジン「サークル」で、アレクサンダーテクニーク講座を連載
  • ダイレクト出版「ザ・レスポンス・マガジン」2014年7月号

音楽家のためのアレクサンダーテクニークレッスン東京