体験談

アレクサンダーテクニークを教えるための基本的な考え方について


こんにちは、川浪です。

今年の1月から「アレクサンダーテクニーク上級コース」というコースを新設しています。

このコースは、アレクサンダーテクニークを教えるために必要な知識やテクニックを、ギュッとまとめて半年間で学んだいただくコースです。

このコースをやるにあたって、僕がレッスンでお伝えしている内容を、すべて書き出してみました。

それとは別に、先日、本棚を整理していたら、とあるメモを見つけました。

それは、僕がレッスンを始めて、しばらくした時に、同じようにレッスンで伝えている内容を書きだしたものでした。

その二つを見比べて、ビックリしました。

内容がほとんど同じだったんです。

つまり、レッスンの基本的な考え方は、教え始めたことから変わっていないんです。

いや、もちろん、そのつもりがあったから上級コースを始めたのですが、実際のメモを目の当たりにすると、実感がわきますね。笑

もちろん、基本的な考え方は変わっていなくても、経験を重ねたので、以前に比べると、レッスン技術ははるかに高くなっています。

逆に言えば、基本的な考え方が間違っていなければ、あとは練習次第で、どんどん上達していくわけですね。

僕自身が、その証拠だと思っています。

というわけで、正しい考え方をコンパクトにギュッとまとめて、サクッとレッスン方法を学んで、あとはどんどん実践していってくださいね、というのが上級コースです。

参加中の生徒さんからいただいた感想を紹介します。

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生徒同士で実際にアレクサンダーテクニックを教え合えるのは、グループレッスンならではの良さですね。

個人レッスンよりも多くのケーススタディができるから、多様な事例に対応する方法を学べます。

今日のレッスンで、特に役立ったのは、以下2点です。

・生徒との距離の取りかた
・生徒さまに手を添える前に始めているレッスンの内容。

特に後半のレッスンでは、具体的な方法を直接習えましたから、習得した内容を、すぐに実践に移せます。

生徒さまの音色をよくしたり、演奏パフォーマンスを上げるたりするために役立つ情報も得ることが出来ました。

今日からすぐに実践できる内容ばかりです。

今までのアレクサンダーテクニークレッスンでは、自分自身の音色が変わっていく過程を実感できました。

上級コースでは、自分自身に留まらず、演奏の音色が変化していく様子を、生徒さまにも体験していただけることと期待しております。

松澤加世子

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松澤さんは三味線の演奏や指導をされていて、以前から個人レッスンに通われていました。

アレクサンダーテクニークを自分自身の演奏に活かすだけでなく、指導にも活かしていただけることは、本当に嬉しいです。

感想の中にもありますが、アレクサンダーテクニークのレッスンは、先生が生徒に手を触れる前から始まっています。

レッスンでは、生徒に手を触れて指導することが多いので、それがアレクサンダーテクニークの肝だと勘違いされる方が非常に多いです。

しかし、実際は違います。

レッスンで手を使うことは、手段の一つに過ぎません。

そういった、レッスンの深い裏話まで、上級コースではお伝えしています。

アレクサンダーテクニークをご自身のレッスンにも活かしたい、という方は、ぜひ上級コースにご参加ください。

期間限定の募集となりますので、次回開催はこちらのメルマガよりお知らせします。