アレクサンダーテクニーク

ピアノで手が小さい、をどう克服するか


こんにちは、川浪です。

先日、ピアノの方のレッスンで「左手で広い音域でのアルペジオをうまく弾きたい。自分の手は小さいが、うまく弾ける方法はないでしょうか」という質問がありました。

当たり前のことですが、手の大きさなど、生まれ持った身体は変えることができません。

ちなみに、僕は、かなり手が大きいので、いろんな楽器の方に、うらやましがられます。笑

ピアノだと、ド~ミ(10度)は、余裕で届きます。

まぁ、身体のサイズが大きいと、不便なことも多いので、良し悪しですが。

僕のサイズのことはさておき、手の小さい方はどうすればよいのか、という話に戻します。

ピアノの音を出すためには、指で鍵盤を押す必要があります。

音域が広い場合は、離れた鍵盤を押すわけですが、僕のように手が大きければ、手の位置を変えることなく、それが可能です。

手が小さい場合は、指が届かないので、必死に伸ばそうとされる方が多いです。

しかし、指をどんなに伸ばそうとしても、指を開ける範囲には、限界があります。

ここで、重要なことは

「身体の他の部分を使うことで、目的を達成することができないか」

と考えることです。

目的は、離れた鍵盤を押すことでした。

それは無理に指を伸ばそうとしなくても、手の位置を変えることで、十分に達成することができます。

手の位置を変えるのに、最も適している関節は、肩関節です。

この方の場合は、肩周りの筋肉が緊張しており、肩関節の動きを妨げている傾向がありました。

というわけで、肩関節の動きが改善された状態を、実際に体験してから、再度、弾いていただくと、ずいぶん弾きやすくなったようです。

レッスンの基本的な流れは、現状の身体の使い方を確認し、目的を達成するためには、どこを変えればよいのかを考えていきます。

ただ、身体の使い方を変えようと思っても、多くの方が、普段の癖から抜け出すことができませんので、レッスンでは、実際に新しい身体の使い方を体験できるところまで、ガイドします。

このプロセスをたどれば、生まれ持った身体の大きさなど、個人差のある部分は変えることはできませんが、生まれ持った身体をどのように稼働させるかは、変えることができます。

そうすることで、思い通りの演奏に近づけることは、十分に可能です。

ぜひ今回の内容を、自分の身体の使い方を見直すきっかけにしてください。

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