アレクサンダーテクニーク

本番になると緊張してしまう、本当の理由


こんにちは、川浪です。

「人前になると、うまく演奏できない」という悩みを相談される方は、とても多いです。

・緊張すると頭が真っ白になってしまう
・ソロが回ってくると手が震える
・見られていると思うと、身体が固まってしまう

などなど。

なかなか根が深い悩みのようですが、実は僕のレッスンに来ている方の多くが、わりと早い段階で、その悩みを解消されます。

緊張しなくなるわけではありませんが、緊張していても、それなりに演奏する方法は、比較的、簡単に身につけることができます。

今回は、そのヒントになる話をしようと思います。

先日のレッスンで、人前で演奏する時に緊張してしまうのを、なんとかしたい、という相談を受けました。

こういう場合に、まずやってもらうことは、本番の状況を、ありありとイメージしてもらうことです。

ステージの広さや、共演者との距離、お客の様子や、照明の感じ、など。

そうすると、ほとんどの場合、身体に何かしらの反応が起きます。

その方の場合は、視線を固めてしまう、ということでした。

おそらく本番でも、これと同じ反応が起こっているはずです。

ここで重要なことは、本番ではないのに、その反応が起こるということです。

つまり、本番そのものが、緊張を生み出しているのではなく、その反応を生み出しているのは自分自身だということです。

これは朗報です。

もし本番が緊張を生み出しているなら、対策のしようがありません。

本番の状況を変えることはできませんからね。

ですが、その状況に対する、自分自身の反応であれば、変えることができます。

その反応を変えるためには、緊張している時に、身体に起こっていることに、気づくことが必要です。

ですから、本番で緊張してしまう、という方は、うまくやろう、とか、失敗しないように、と意気込むのもいいですが、まずは、本番で自分の身体に何が起こっているのかな、と意識する方向を変えてみてください。

そうやって目先を変えれば、すくなくとも、緊張して頭が真っ白、なんていう状況は、回避しやすくなります。

また、気づいたことがあれば、それを元に、次の本番への対策にすることができます。

ぜひ試してみてください。

音楽家のためのアレクサンダーテクニークレッスン東京