アレクサンダーテクニーク

本番を盛り上げようと、つい演奏にムダな力が入ってしまう、という方へのレッスン


こんにちは、川浪です。

まずはお知らせから。

先日から、ご案内しているこのセミナー。

「あがり症を克服して本番に強くなる3つのステップ+α」

じつは、現状、申込数が非常に少ないです!

参加される方にとっては、一人一人のお悩みにお答えできる時間が増え、より密度のたかい内容をお届けできると思いますが、、、

もしかすると、あまり需要の無いテーマなのかな、とも思います。

もし、あまり申し込みが増えないようでしたら、今回かぎりの幻のセミナー(笑)となるかもしれません。

というわけで、ご興味のある方はぜひこの機会に参加していただければと思います。

さて、本題。今回は、最近のレッスンであった事例を紹介します。

ジャズコントラバス奏者の生徒さんから、

「ライブ本番でお客さんの反応が今いちの時に、頑張って盛り上げようと一生懸命演奏すると、どうも力が入ってしまう」

という相談を受けました。

力が入るということは、単純にいって、普段と違うことをやっているということです。

レッスンでは、まずその違いに気づいていただくことからスタートします。

まず普段通り演奏してもらい、その後にその冷え切ったライブ(笑)を想像してもらい、その上でもう一度演奏してもらいます。

それを聴いてみての印象は、ライブを想定した演奏のほうが、明らかに頑張っているなぁ、という感じはありましたが、それが実際に鳴っている音に結びついておらず、どうも空回りしているなぁ、という感じでした。

実際に身体に起っていた傾向は、肩に力が入り、上がっている、というものでした。

かなり簡略化して説明すると、肩が上がるということは、コントラバスの弦を指で弾く方向とは逆の動きです。

つまり力を使っているんだけど、それが演奏に結びついていないということです。

このように、演奏で自分で思ってることと、実際にやってることが違う、というのは、よく起こります。

まして、普段とは違う本番であれば、なおさらです。

なぜ、それが起こったかというと、本番で盛り上げたいという、普段とは違う意識が、身体にも影響してしまうからです。

このように、本番では、緊張するというだけではなく、様々な要因で、普段のようなパフォーマンスを発揮できないことがあります。

それを克服するためには、まず、本番時に自分が何を考えて、それが身体にどのような影響を与えているかに気づくことが重要です。

その上で、それを手放す、というプロセスを辿ることで、本番でも、普段通りのパフォーマンスを発揮することが出来るようになります。

そのための方法を余すことなくお伝えするのが、冒頭でもお伝えしたセミナーです。

あがり症だ、という方だけでなく、本番で最高のパフォーマンスを発揮したいという、すべての方に役立つ内容をお伝えしたいと思っています。

現在のところ、少人数で、密度の高いセミナーとなる予感ですので、ご興味ある方はぜひぜひご参加ください。

「あがり症を克服して本番に強くなる3つのステップ+α」