アレクサンダーテクニーク

メッセージだけでレッスンが成立するか?


こんにちは、川浪です。

本番前の生徒さんから、こんなメッセージが来ました。

この生徒さんは、その直前にもレッスンを受けられていたので、何が起こっているのかは、なんとなく想像がつきました。

そこで、まぁこんな感じにすれば、変わるんじゃないかと思い、返信しました。

その結果がこちらです。

お役に立てたようで、とても良かったです。

今回なぜこのような指示になったのか説明するには、ちょっと複雑なので、またの機会にします。笑

これはメッセージのやり取りだけですが、実際のレッスンもこんな流れですね。

実際のレッスンだと、伝える手段がもっとたくさんありますが、これをご紹介したかったのは、こうした言葉のやり取りだけでも、それが明確であれば役に立つからです。

演奏における身体の指示って、あいまいなことが多いですよね。

重心を下げろ、とか、脱力して、とか、スムーズに、とか、なめらかに、とか、力強く、とか、、、

これって、何か言ってるようで、実は何も言っていないんです。

具体的にどうしたらいいか、わかりませんからね。

もちろん、こういう表現でも、どうすればいいか掴める人も、世の中にはいるでしょう。

しかし、もしあなたがあいまいな指導に振り回されて、どうすればいいか悩んでいるのだとしたら、ぜひ身体の使い方を学んでみてください。

そうすれば、演奏する時に身体をどうすればいいか、明確になりますし、また、自分で指導する時にも、はっきりとした言葉で伝えられるようになりますよ。